東京
営業での日々
東京での日々は仕事、仕事、の毎日でした。
でもオフィスに外国人のいる自由な雰囲気は心地よくて、
毎日楽しく、私はのびのび仕事しました。
社長以下、各部署の長は外国人、他にも外国人スタッフがいて、
オフィスは空間が大きくて仕切りがなくオープンな雰囲気、
気分転換にコーヒー片手に歩いておしゃべり、もよく見る風景でした。
こういう何気ない雰囲気に慣れる事が、後々外国人と働くときに役立ちました。
コーヒー片手に冗談をいって笑ってるだけと思ってたのですが、
実はその合間に大事な案件を決めてたり、次の打ち合わせの時間を決めてたり、等、
small talkが物を言うのです。
これができる関係になると、社内の重要人物が来た時、ちょっと読んでもらえたり、
社内の新しい案件に絡ませてもらえたり、等、色々面白いことが起こるのです。
多分日本人が、ちょと一杯どう? から始まって、
帰り際に、そういえばあの件さ、というのと同じです。
20代後半の日々です。
あ、それと。
外国人たちは英語しか話さないけど、実は日本語を理解してるということも。
だから日本で、部署の長としてやっていけるのです。
多分、当時の私の話す下手な英語より、普段の日本語での会話を聞いて何を考えてるのかとかどういう性格かとか、理解してたのだと思います。
これは、私が後々海外で働くとき、彼らと同じ立場になった時、役立ちました。
現地の同僚たちの言ってることを理解できなければ、上手く仕事できないということ。
ひそひそ話や、ちょっとした事にいう言葉を理解できればできるほど、
その人を理解できて、上手くチームとして働けるのです。
今日はこの辺で。ありがとうございました。